
私は面倒くさがり屋です(笑) そんな私でも植物を育てる・・・トマトを作りたい とか、じゃがいも作りたい とか昔から思いがありました。 でも住まいはマンションとかアパート暮らしばっかりで、とても無理だと諦めの人生でした。
でもコレだけ科学も文明も発達したのだから、『もっと手軽に』『少ない地面でも』作って楽しむ方法がないはずがないって、考え始めたのですよ。 今日はそのお話です。
ベランダは「小さな農園」に生まれ変わる
定年を迎え、自分の時間が増えた今、「土に触れたい」と願うのはごく自然な欲求です。
しかーし、都会の住宅事情では広い庭を持つのは難しいもの。
「ベランダが狭いから、観葉植物くらいしか無理だろう」
「土の量が少ないと、まともな野菜は育たないのでは?」
そんな風に思って足踏みしていた私。
みなさんもそうではありませんか?
実は、最新の園芸用土やプランターの進化により、ベランダは立派な「自給自足の場」になります。
形が悪くても、少し小さくても、自分たちの手で育て、土や雨と対話しながら収穫した一皿は、どんな高級食材よりも食卓を豊かに彩ってくれます。
1. 「狭いからこそ」のメリットを楽しもう
広い畑を借りるとなると、通う手間や重労働が伴いますが、ベランダ菜園には手軽な魅力が詰まっています。
- 「おはよう」の距離感: リビングの窓を開ければそこは菜園。パジャマのまま、コーヒー片手に成長をチェックできます。
- 夫婦の会話が生まれる: 「今日は水やりした?」「こんなに大きくなったよ」と、共通の目的ができることで会話が弾みます。
- 徹底した無農薬: 自分たちで管理するからこそ、究極の安心・安全が手に入ります。
2. 初心者におすすめ!「失敗知らず」の野菜3選
まずは、土の量が少なくても元気に育つ、成功体験を得やすい野菜から始めましょう。
① ミニトマト
ベランダ菜園の王様です。深さ30cm程度のプランターがあれば十分。最近は「脇芽かき」が不要な育てやすい品種も多いです。完熟したての甘さは格別です。
『脇芽かき』= 茎や葉の根元から生えてくる不要な脇芽を摘み取る作業
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② ベビーリーフ・ルッコラ
「鉢植えは小さすぎて…」という方に最適。浅いプランターでOKです。種をまいてから1ヶ月ほどで収穫でき、サラダに少し添えるだけで食卓が華やかになります。
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③ しそ(大葉)
「必要な時に数枚だけほしい」代表格。スーパーで買うと余らせがちですが、ベランダにあれば、冷奴やそうめんの薬味としていつでも新鮮な香りが楽しめます。
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3. 「土の栄養」と「場所」の不安を解消するコツ
プランター程度のスペースだと土の量も限度があります。種に必要な栄養は大丈夫なのだろうかって思いますよね。
心配されている「栄養不足」や「狭さ」も、工夫次第で解決できます。
- 「培養土」選びが成功の8割: ホームセンターで売っている「元肥入り野菜の土」を使えば、土の量が少なくても最初の数ヶ月は十分な栄養が確保されています。
- 液体肥料を「ご褒美」に: 2週間に一度、水やりの代わりに薄めた液体肥料をあげる。これが野菜との「対話」になります。
- 縦の空間を使う: 狭いベランダでは、ラティス(柵)を立てて吊るしたり、棚を作って段々に並べることで、驚くほど多くの鉢を置くことができます。
4. 節約効果よりも価値がある「心の報酬」
時期によっては、野菜の価格高騰は家計に響きます。確かに、ミニトマトを一苗育てて数十個収穫できれば、数百円の節約にはなります。しかし、本当の価値はそこにありません。
- 五感の刺激: 土の匂い、風の音、雨のしずく。自然のリズムに合わせて暮らすことは、最高のアンチエイジングです。
- 「いただきます」の重み: 自分で育てた野菜は、皮まで愛おしく、無駄にせず食べようという気持ちが湧きます。
- 失敗もまた、楽しみ: もし味が薄くても、形が曲がっていても、それは「私たちの個性」。夫婦で笑いながら食べる夕食こそ、最高の贅沢です。
おわりに:まずは「一鉢」から始めてみませんか?
農家さんの畑を借りるという大きな一歩も素晴らしいですが、まずは明日の朝、小さなプランターと種を一つ買ってみることから始めてみませんか?
「うまく育つかな?」という不安は、最初の芽が出た瞬間に「楽しみ」へと変わりますよ。 土や空気と対話しながら、夫婦で育てる喜び。
今度の週末、ベランダを小さな楽園に変えてみましょう。
~~~~~~ PS ~~~~~
🌿 jujuの「ベランダ小さな農園」開園ガイド
ベランダという限られたスペースを最大限に活かし、夫婦で楽しむための具体的なステップをまとめました。
1. 狭さを味方につける「立体レイアウト」
床に置くだけが菜園ではありません。視点を変えるとスペースは「倍」になります。
- ハンギング(吊るす): – 手すりやS字フックを利用して、イチゴやハーブを吊るします。床を占領せず、日当たりも確保できます。
- 縦型ラック(段々畑): – 3段程度のガーデンラックを使えば、接地面積はそのままに3倍の収穫スペースが生まれます。
- エアコン室外機の活用: – 室外機カバー(木製など)を設置し、その上を棚として使います。
2. 土の不安を解消する「現代の魔法」
「土が少ない=栄養不足」は、昔の話です。
- 高機能培養土: – 最近の土は、ココヤシピートやピートモスを配合した「軽くて清潔で栄養豊富」なものが主流です。
- 追肥(おいごえ)の習慣: – 土が少なくとも、10日に1回「液体肥料」を水やり代わりに混ぜるだけで、プロの農家顔負けの収穫が可能です。
- 土の再利用: – 収穫が終わった後の土も、日光消毒と「古い土の再生材」を混ぜれば、ゴミに出さずとも何度でも使えます。
3. シニア夫婦におすすめの「初年度ラインナップ」
上記本文3種もお勧めですが、こちらの3セットも選んでみてください。
| 難易度 | 野菜名 | 楽しみポイント |
|---|---|---|
| ★☆☆ | ラディッシュ | 20日で収穫!「もう食べられる!」という感動がすぐ味わえます。 |
| ★★☆ | ナス | 夏の太陽を浴びて輝く紫色の美しさは、ベランダの誇りになります。 |
| ★★☆ | ピーマン | 収穫しても次から次へと実がなるので、一番「家計の助け」を実感できます。 |
4. 土や空気と「対話」するヒント
「自然を楽しむ」ための工夫
- 朝のルーティン: – 朝、一番にベランダへ出て、葉の裏をチェック。「喉が渇いてないか?」「虫はついてないか?」と声をかける時間が、一番の癒やしになります。
- 栽培記録ノート: – 撮った写真を貼り、その日の天気と気づきを一行だけ書く。奥様と交換日記のように使うのも素敵です。
- 雨の日を楽しむ: – 雨の日は「今日はゆっくり休みだね」と野菜に声をかけ、雨に濡れる緑の深さをリビングから眺めます。
5. 次のステップへの「背中押し」
もしベランダで「育てる喜び」に目覚めたら、その時はいよいよ「農家さんの畑を借りる」という選択肢が現実味を帯びてきます。
まずはベランダで「自分の手で食べ物を作る成功体験」を積み上げることが、最高のスタートラインです。
今日できる最初のアクション: まずは奥様と、お気に入りの「プランター(鉢)」を一つだけ、ネットや近所のショップで探してみることから始めてみませんか?


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