「もう60歳だし、今さら新しいことなんて…」
そう感じていませんか?
60代は、長年の仕事や家事、子育てを終えて、ようやく自分のための時間を持てる年代です。
でも、急に時間ができると、かえってどう過ごしていいか分からず、毎日がぼんやりしてしまうこともあります。
私も50代後半までは「このまま何となく過ごすのかな…」と思っていました。
でも、ある日ふと始めた小さな「はじめて」が、思いがけず生活を変えてくれました。
今回は、そんな60歳からの小さな挑戦が、どう人生を豊かに変えてくれるのかを、3つの視点からお話します。
60歳からでも遅くない「はじめて」
60歳を過ぎると、私たちは知らず知らずのうちに「やらない理由」を探しがちです。
「今さらやっても覚えられない」
「恥をかきたくない」
「お金や時間がもったいない」
でも、本当にそうでしょうか?
私の知り合いの女性は、62歳で初めてピアノを習い始めました。
譜面なんて読めなかったのに、1年後には好きな曲を両手で弾けるようになっていました。
「若い頃にやりたかったことを今できるのが嬉しい」と笑顔で話す姿は、本当に輝いていました。
60代からの「はじめて」には、若い頃にはなかった自由さと割り切りがあります。
完璧を目指さず、ただ楽しむためにやる──これが、年齢を重ねた人の最大の強みです。
小さな一歩が生み出す大きな変化
新しいことを始めると言っても、大げさなことをする必要はありません。
むしろ、小さな一歩から始める方が、長く続き、確実に変化を生みます。
例えば…
1日10分、近所を散歩 → 足腰が軽くなり、血圧や体重にも良い変化
週1回、料理教室に参加 → 新しい友達ができ、食卓がにぎやかになる
パソコンで日記をつける → 写真や文章をブログにして副収入のきっかけに
私の場合は「1日1回、見たことのない道を歩く」という小さなルールから始めました。
最初は近所の路地裏を歩くだけ。でも、知らない花を見つけたり、新しいカフェに出会ったり。
それが楽しくなって、気がつけば外に出る回数が増え、気分も明るくなっていました。
小さな一歩は、最初は何でもないように見えます。
でも、その積み重ねが、半年後や1年後に「こんなに変わった!」という驚きにつながるのです。
あなたの「はじめて」が誰かを笑顔にする
新しい挑戦は、自分だけでなく、周囲の人にも良い影響を与えます。
ある男性は、定年後に手芸を始めました。最初は自分の趣味だったのが、友人や家族にプレゼントするうちに「これ売ってみたら?」と勧められ、地元のマルシェに出店するようになったそうです。
そこから人とのつながりが広がり、毎日が本当に充実していると話していました。
あなたの「はじめて」が、誰かの喜びや励ましになる──これはお金では買えない、生きがいです。
そして、60歳からの挑戦は、経験と人生の厚みがある分、人の心に届きやすいのです。
まとめ
60歳からの「はじめて」は、人生をもう一度カラフルに彩ります。
大きな夢を描かなくても、今日からできる小さな一歩で十分です。
「やってみたい」を口にする
一度でも体験してみる
続けられなくても気にしない
この3つさえ意識すれば、あなたのセカンドライフはきっと楽しくなります。
さあ、今日から始めてみましょう。
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