
「もう60歳だし、今さら新しいことなんて…」
そう感じていませんか?
60代は、長年の仕事や家事、子育てを終えて、ようやく自分のための時間を持てる年代です。
( 私の勝手な解釈ですが・・・(笑) )
定年を迎えても、そのままリタイヤできる人は稀ですよね。
生活のために何らかの仕事を続けなければならない私のように。
私も50代後半までは「このまま何となくただ働き続けるのかな…」と思っていました。
残りの人生はどんどん少なくなっていく。
なにか仕事以外に、『なにか』をやっておかなければ・・・。
そんななか、ある日ふと始めた小さな「はじめて」が、思いがけず生活を変えてくれました。
60歳からでも遅くない「はじめて」
60歳を過ぎると、私たちは知らず知らずのうちに「やらない理由」を探しがちです。
「今さらやっても覚えられない」
「恥をかきたくない」
「お金や時間がもったいない」
でも、本当にそうでしょうか?
私は60歳から未知の分野である介護の世界で働き出しました。
定年して、今までの職場から離れたくて、無職でいたところ
家内が介護の仕事の募集広告を持ってきてくれたのがきっかけです。
全くの未経験ですから何も知りません。
施設で働きながら、学校へ通い資格を取りました。
仕事は大変ですが、とても新鮮な毎日で
目の前の方が喜んでいる表情を見せてくれたときの喜びは
今までの仕事では感じられないものでした。
そして、64歳の時には教習所に通ってバイクの免許を取得しました。
『習う』とか『教えてもらう』というのは
歳を取ってくるとなかなか機会がなくて
それだけでも新鮮な気持ちになれました。
私の知り合いの女性は、62歳で初めてピアノを習い始めました。
譜面なんて読めなかったのに、1年後には好きな曲を両手で弾けるようになっていました。
上手か下手か でいえば、下手っぴです (笑)
でもご本人は
「若い頃にやりたかったことを今できるのが嬉しい」と笑顔で話す姿は、本当に輝いていました。
60代からの「はじめて」には、若い頃にはなかった自由さと割り切りがあります。
完璧を目指さず、ただ楽しむためにやる──これが、年齢を重ねた人の最大の強みです。
小さな一歩が生み出す大きな変化
新しいことを始めると言っても、大げさなことをする必要はありません。
むしろ、小さな一歩から始める方が、長く続き、確実に変化を生みます。
例えば…
1日10分、近所を散歩 → 足腰が軽くなり、血圧や体重にも良い変化
2週に1回、料理教室に参加 → 新しい友達ができ、食卓がにぎやかになる
自転車を買って、天気の良い日に走ってみる
パソコンで日記をつける → 写真や文章をブログにして副収入のきっかけに
私の場合は「1日1回、近くの見たことのない道を歩く」という小さなルールから始めました。
最初は近所の路地裏を歩くだけ。
体がダルければ自宅の住所のブロックを一周でもいいのです。
でも、知らない花を見つけたり、そのうちに新しいカフェに出会ったり。
それが楽しくなって、気がつけば外に出る回数が増え、気分も明るくなっていました。
小さな一歩は、最初は何でもないように見えます。
でも、その積み重ねが、半年後や1年後に「こんなに変わった!」という驚きにつながるのです。
あなたの「はじめて」が誰かを笑顔にする
新しい挑戦は、自分だけでなく、周囲の人にも良い影響を与えます。
ある男性は、定年後に手芸を始めました。
一般的には女性の趣味ですよね。
最初は自分だけの趣味だったのが、
友人や家族にプレゼントするうちに
「これ売ってみたら?」と
勧められ、地元のマルシェに出店するようになったそうです。
そこから人とのつながりが広がり、毎日が本当に充実していると話していました。
あなたの「はじめて」が、誰かの喜びや励ましになる──これはお金では買えない、生きがいです。
そして、60歳からの挑戦は、経験と人生の厚みがある分、人の心に届きやすいのです。
まとめ
60歳からの「はじめて」は、人生をもう一度カラフルに彩ります。
大きな夢を描かなくても、今日からできる小さな一歩で十分です。
①「やってみたい」を口にする
②一度でも体験してみる
③続けられなくても気にしない
この3つさえ意識すれば、あなたのセカンドライフはきっと楽しくなります。
さあ、今日から始めてみましょう。
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